このCB400Fは1973年にデビューして、バックオーダーを抱えるほどの大人気車なわけですが、そのCB400Fのスタイルをさらに引き立たせてくれるチューニングパーツが「ヨシムラ」であると私は思います。
そして、ヨシムラのパーツの中で誰もが知っているチューニングパーツと言えば「CB400Fヨシムラキット」ですよね!
54パイのピストンを使い、458ccにボアアップさせるという内容のチューニングパーツがこのヨシムラキットでした。このヨシムラキットを組んだCB400Fはすさまじいものへと進化するのでした。
エンジンの回転は、なんとレッドゾーンを超える1万回転オーバー!!
ゼロヨンでは軽く13秒台を切る加速!!
最高速度もメーター読みですが、190km/hにも達するというほどです!
当時の2ストロークバイクもついて来れなくなるほどのパワーアップです。
そして、そのパーツと抜群の相性だったヨシムラの手曲げマフラーと組み合わせればカワサキのZ400すらカモれるようになるくらいの性能を発揮するようになるのです!
CB400Fを知り尽くした人でないと、こんなパーツは作れませんよね。
さすがバイク界のオヤジとも言えるヨシムラジャパンですね!
お気に入りのCB400F(ヨンフォア)をレストアするとき、パーツを純正にこだわってる人も多いですが、CB400F(ヨンフォア)のように年数がたっていると、テールランプやウインカーレンズなど目立った傷や皹はなくても表面がざらつき、艶がなくなっている場合があります。
もちろん新品に交換したい!それが本音ですが、テールランプやウインカーレンズなどは簡単なお手入れで綺麗になるんです。
使用するものはバイク用品通販などを行っているデイトナが販売している『スクリーンクリーナー』と『スクリーンポリッシュ』です。
ちなみにCB400F(ヨンフォア)以外にも使えます。
使い方は、まず『スクリーンクリーナー』で最初に大き目の傷も目立たなくなるくらい磨きます。
次に『スクリーンポリッシュ』で最後の仕上げを行います。これで、かなり見違えるほどツヤツヤになります。その際注意するのは『スクリーンクリーナー』と『スクリーンポリッシュ』で磨く時に使うウエスを柔らかいものを使うと言う事です。
当然ですが硬すぎるものは、逆にCB400F(ヨンフォア)に細かい擦り傷を付けてしまいますので注意しましょう!
CB400Fは1973年にデビューして、バックオーダーを抱えるほどの超人気車となったホンダのバイクですが、そのCB400Fのスタイルをさらに引き立たせてくれるチューニングパーツが「ヨシムラ」であると私は思うのです。
バイク業界では、言わずと知れたヨシムラマフラー。
大型の1300ccのバイクから50ccの原付バイクのマフラーまでなんでも扱っていますよね。
私は、現在、すべてのバイクの中でヨシムラマフラーが1番の装着率ではないかと思います。
現在では機械曲げによるものが多くなっていますが、CB400Fが全盛期の頃では、職人さんによる手曲げ集合管が走り屋の中でも一番とされていましたね。
そして、ヨシムラ管には、前期と後期があります。
前期はマフラーの排気音量などの規制がかかる前に製造されていた物のことで、後期はその規制後に、対応するように作られたもののことを言います。
前期と後期では音も違い、当時から前期のマフラーが走り屋の方々にも好まれていました。規制に対応させるとなると、どうしても音量を抑えるためにサイレンサー部分を絞らないといけませんからね!
性能だけを考えると前期の方がよかったのは言うまでもありません!
現在ではCB400Fをレストアされる方でこだわってヨシムラ管の前期を探される方も多いようです。
今となってはヨシムラ管はとても貴重なマフラーですね。